最終処分場である岡山県動物愛護センターでは、 収容された犬猫は選別され、人馴れしていて病気もない子は一般譲渡に回ります。
そして何らかの理由で処分と判断された子達は収容期限が決められ、その日がくると壁が動き、自動的に処分室へと送られ、二酸化炭素による窒息死で命果てます。
岡山市保健所、倉敷市保健所からも処分対象の子たちはこちらに送られ処分されます。
悪いのは元の飼い主。途中で飼養放棄し、物のごとく遺棄。迷い犬で収容される子も後を絶ちませんが、飼い主が探さないのは遺棄したのも同然。そんな無責任な人間の犠牲になっている犬猫が次々と処分されています。
そんな中で「わんぱーく」では、殺処分ゼロを目標に、1匹でも多くの命を救い、里親さんとの幸せな暮らしへの架け橋となるべく活動を続けています。
私たちが救いきれない犬猫は無数にいます。
愛護センターで悲痛な声をあげて鳴いている子、フェンスから手を出し助けを求めている子、隅の方に固まってこちらを見ている子、無邪気に愛想を振りまく子…救えない分、その子たちの声を、まなざしをしっかりと受け止め、多くの方にこの異常な現状を伝えていくことが、その子たちのために私たちができるせめてものことだと思っています。
後のない子達を見るのは辛いです。でも、その子たちが発する声を誰かが受け止め、殺処分ゼロに向けて声をあげていかなければ、いつまでたっても不幸な現状は続きます。
現状を変えることは、現状を直視することから始まります。
NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく 代表 茶本
参加人数 28名(ボランティア + 一般参加者)
1、所長挨拶
2、わんぱーく代表挨拶
3、センター業務実績の説明など
4、管理棟見学
5、保護棟見学
6、質疑応答会
7、ふれあい飼育棟見学
◆概況
所在地:岡山市北区御津伊田
面積:約50キロ平方メートル
管轄区域:岡山市・倉敷市を除く県内全域
◆組織・職員構成
保健福祉部→生活衛生課→動物愛護センター(県直轄業務、動物管理業務委託、動物愛護業務委託、に分かれる)
・県直轄業務
獣医師6名、飼養管理士2名、事務職5名 (計13名)
委託業者の指導監督、動物取扱業者の指導、不適正飼養者の指導、収容動物の健康管理 など
・動物管理業務 (委託:岡山県獣医畜産事業協同組合)
獣医師1名、飼養管理士1名、その他8名 (計10名)
動物の保護収容、犬猫の有料引取り、保護棟収容動物の飼育・処分業務 など
・動物愛護業務 (委託:岡山県動物愛護財団)
獣医師1名、飼養管理士4名、その他1名 (計6名)
普及啓発、譲渡事業、ふれあい・しつけ教室、動物愛護フェスティバル、飼育棟収容動物の管理、ボランティア育成 など
◆平成25年度 愛護/管理業務実績(抜粋) ※岡山市・倉敷市を除く
・所有者不明の犬猫収容数
犬 432 (平成24年度 564)、うち返還 71 (平成24年度 57)
猫 363 (平成24年度 303)、うち返還 1 (平成24年度 1)
・飼えなくなった犬猫引取数
犬 114 (平成24年度 267)
猫 313 (平成24年度 1,006)
・譲渡数
犬 271 (平成24年度 160)
猫 166 (平成24年度 84)
・処分数
犬 179 (平成24年度 610)
猫 514 (平成24年度 1,219)
見学は、まず管理棟から始まりました。
管理棟は動物管理行政の拠点施設で、処置室、手術室、レントゲン室、試験検査室、病理解剖室などがあります。
センターには獣医師免許を持つ職員さんが常駐しておられ、負傷動物が収容された際には応急処置や、譲渡対象の犬猫の検査・ワクチン・手術等、必要に応じてされています。
現在3名の職員さんがメインで処置にあたっておられ、人手がまわっていないという事でした。
次に犬猫の保護収容・処分を行う保護棟の見学をしました。成犬収容室、ねこ室、咬傷犬室、負傷動物室、処分室、火葬炉などがあります。
収容犬は、犬舎に空きがある間はなるべく収容期間を延長してくださっているため檻は満杯でしたが、檻にかけられたホワイトボードには従来ではなかった「散歩」という文字も見られ、職員さんの頑張りが伝わってきました。
収容犬にニックネームをつけて呼び、散歩に連れ出し、笑顔で語りかける職員さんたちですが、手をかければかけるほど処分が辛いという声も聞きました。
頭ではわかっていた事ですがあらためて考えると、管理と処分に関わる職員さん達は、日々とんでもない精神的苦痛を感じておられるのだと思いました。
檻から飛び出んばかりに体をぴったりつけて、なんとか人間に撫でてもらおうとしている愛らしい子がいました。
きっとどこかで飼われていたのでしょう。
職員さんはその子を譲渡対象にするため検査をしようとしたけれど、怖かったのか、職員さんの手をがぶっと噛んでしまったとか。
腫れて変色した手をさすりながら笑っておられる職員さんが切なく、印象的でした。
ねこ室に猫はおらず、洗浄室に2匹だけ子猫が入っていました。
ねこ室の小さいケージは現在使用していないそうで、新しく導入した大きな猫ケージが洗浄室に置かれており、環境改善への試みを嬉しく思いました。
また、部屋の名前に関係なく、臨機応変に収容動物を移動させて工夫されているようでした。
収容犬を処分器に入れるための追い込み通路に、初めて入らせていただきました。
ずらっと並ぶ檻の後ろには、長い長い通路が面していて、処分の日には檻が後方に動き、犬たちは通路に吐き出されます。
さらに通路の奥から迫る壁に押され、自分の足で歩き、処分器の中に追い込まれていきます。
収容犬の中でもひときわ懐こい大型犬が、その追い込み通路にいる私に尻尾をふって、檻ごしに立ちあがって鼻先を通路に突っ込んできました。
この通路を通って処分器に行くことを察していない無邪気な子でした。
犬たちが歩く最期の通路に立って、私は何を思えば良いのかわからなくなりました。せめてしっかり写真を撮って皆さんにお伝えしなければと思いました。
処分器は約1.5m四方の金属の箱で、十数匹入れる事が可能です。
コントロール室からは箱の中の犬の様子が見えるようになっており、ガスを注入する時の職員さんの精神的苦痛は計り知れません。
操作パネルには処分に関連するボタンがずらっと並んでいました。
火葬炉を稼働するにはかなりコストがかかるため、処分数が少ない時には十分な遺体数になるまで冷凍庫で保管されます。
通常であればガス処分されたあとすぐに遺体はレールに乗って火葬炉上部へと運ばれ、炉内に落とされます。
今回初めて、炉の最下層まで降りて行き見学させていただきました。
炉は2つあり、巨大な装置やダクトで構成されていました。焼却後の骨を粉砕機に送る装置は詰まりやすいため使用しておらず、今は人の手でかきだしているそうです。
粉砕機の前に20リットルくらいの茶色い袋が二つ並んでおり、中を覗くと粉砕された骨が入っていました。
この袋が年間で10~15袋ほど一杯になるそうです。
さっき触れ合った収容犬たちのイメージと、この灰のイメージとをうまく繋げることなど決してできません。
しかしこれが、私達ボランティアが戦っている現実なのでした。
保護棟見学のあと、愛護館研修室にて質疑応答会が開かれました。参加者からあらかじめ質問を募り、それに回答していただく形で、大変有意義なものとなりました。
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Q1、世界の先進国では野良猫、捨て犬の問題にどういう姿勢で取組がなされているのでしょうか。殺処分の施設状況や殺処分方法、殺処分率などわかれば教えてください。
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<所長より>
まず、欧米諸国と日本を比較し、欧米諸国のほうが愛護先進国だと世間では思われているようですが、一概にそうではありません。諸外国の例を挙げます。
・ドイツ
行政が犬猫を集めて一斉に処分ということはしません。自己責任の国で、飼い主が獣医に連れて行き安楽死させます。
しかし、民間の大規模保護施設「ティアハイム」も殺処分ゼロではありません。病気や凶暴性のある個体に関しては、早期に処分しているそうです。
また、民間団体なので、処分数などを正確に報告する義務がなく、本当の処分率は世に出ていないと思われます。
ドイツには有名な「ティアハイム」があるので里親文化が浸透していると思われていますが、生体展示販売を法律で禁じているわけではなく、現実にはギネスブックにも載った世界最大規模のペットショップ「ズー・ザヤック」があり繁盛しているそうです。
ドイツには「狩猟法」という法律があり、民家から200m~500m離れ、傍に飼い主(管理者)がいない犬・猫は駆除されます(ハンターに撃ち殺される)。この狩猟法で殺される数は、年間、猫40万匹・犬6万頭といわれています。これにより、一箇所に集めて大量処分という日本のような処分法をしなくても済んでいます。
・イギリス
イギリスの民間シェルターの殺処分率は、全体で85%という推計があります。
イギリスには有名な「王立動物虐待防止協会(RSPCA)]」が有りますが、同協会では2017年度までには、望みのある子は処分しないですむようにという目標を掲げています。つまり裏を返せば、現状では譲渡の可能性のある子でも処分していることになります。
イギリスでも生体展示販売を法律で禁止していません。
伝統的な貴族のスポーツ「キツネ狩り」用の犬は、キツネをかみ殺すように訓練されており、そういう凶暴性のある犬は危険なため、引退後はほとんど処分されます。ちなみに2004年にいわゆる「キツネ狩り禁止法」が成立しましたが、十分には機能していないようです。
ドッグレース用の犬は、年間2万5千頭も生産されており、走らなくなると処分されます。
このように、欧米諸国が愛護先進国であるとは一概に言えません。
外国は、行政直営の収容施設が少ないため、数字が表に出てきづらい事もあり、日本と比較して素晴らしいように思われているだけのように思います。
外国がそうだからといって、けっして日本が殺処分を減らす努力をしなくて良いと言っている訳ではありません。
事実を正確に見極めないと、本当に大切なことを見落とすことになりはしないかと心配しています。
日本では、熊本市が殺処分ゼロを打ち出し、大きく報道されたことがありました。市職員の努力には敬意を払いますし、世の中に大きな石を投げたことは確かです。
しかし、個人的には、素直に賛同できない側面があり、日本の動物愛護の進展に悪影響を与えたと考えています。
・諸外国では殺処分しないという誤解
・日本でも熊本市のように行政が殺処分しなければ簡単にゼロになるという誤解
・行政が税金で飼い主が見つかるまで犬・猫の世話をしてくれるという誤解
・動物愛護とは、目の前のかわいそうな犬・猫の命を救うことだけという誤解
本当の愛護先進国にするには、一人一人の愛護意識を上げていくことから始まるのであり、動物に関わるすべての人が責任と愛情をもって接することにより保健所やセンターに連れてこられる動物を減らしていくことを第一に行政も国民も取り組む必要があると思います。
岡山県も現状で良いとは思っていません。必要に応じて策を取り入れ、やるべき事をやって行きたいと思います。
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Q2、動物愛護法が改正されてから、愛護センターへの殺処分依頼件数、保護件数に違いは出てきましたか。
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殺処分依頼件数(引取り数)は、昨年9月の法改正から拒否できるようになり、減りました。
保護件数に特に変わりはありませんが、猫が少し増えています。
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Q3、保護する場所に共通点は見受けられますか?
法律改正後は行政が引き取り拒否出来るようになり、警察との連携も確立出来ていないなか、遺棄が増えていないか懸念しています。
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保護地域に共通点は特に見受けられませんが、子猫に関しては公園・学校・ゴミステーションが多いです。
明らかに遺棄と判断した場合、警察に言うようにしています。
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Q4、動物愛護推進計画の中で、動物取扱業者は計画や報告を行うことが義務化されていたと思います。全事業所から適正な書類は提出されていますか?
また、県は全事業所に対し監督指導に赴くようになっていると思いますが、その実施状況を簡単で結構ですので教えてください。
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動物取扱業者の必要書類の提出は、順次進めています。
監督指導は基本的に3年に1回以上、大規模な業者には年に1回以上赴くようにしています。
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Q5、日頃散歩をしている犬を見ても、殆んど鑑札、狂犬病予防注射済票を着用していないように思います。着用は法律により義務となっているはずですが、そのことに対する対策等は何かございますか?
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登録注射事務は各市区町村で所管していますが、本年度も鑑札や済票の装着の徹底を各市区町村に文書でお願いしています。
<わんぱーくより>
岡山県動物愛護センターで開催される各種イベントに参加する時には鑑札や済票をチェックしているそうです。施設内にある無料ドックランを使用するときも鑑札と済票をつけていないと入場できないそうですので十分注意してください。
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Q6、センターとしてボランティアに求めるもの。 一般県民に求めるものをお聞かせください。
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<ボランティアさんへ>
無理のない活動をして下さい。
センターからお願いしているルールを守って下さい。
個人情報は守秘義務をお願いします。
センターを中傷しないで下さい。
<一般の方へ>
終生飼養をして下さい。
去勢・避妊をして下さい。
他に迷惑をかけるような飼い方をしないで下さい。
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Q7、収容犬のフードが少ないのではとの指摘があるようですが、どうでしょうか?
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以前は少ない事もありましたが、現在は体重に合わせての基準量(十分な量)を与えています。
痩せているというご指摘もありますが、放浪犬を収容する事も多いため、収容時にはすでに痩せていたり、病気であったりします。
センター内で徐々に標準体型に戻しつつある途中の犬もいます。
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Q8、現在一番困っている事はどういった事でしょうか?
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捨て犬、捨て猫が後を絶ちません。
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Q9、現在改善中の事はありますか?
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収容動物には速やかに駆虫薬を投与するようになりました。
今年4月から収容犬の散歩をできるだけするようになりました。(人手不足もあり3日に1回程度)
冬期には収容犬の床にマットを敷くなど防寒対策を試みています。
今まで猫のケージが小さすぎたので大きいケージを導入しました。
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Q10、保護動物に対してどのような思いを持たれていますでしょうか?
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職員個々人によるのでお答えできかねます。
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Q11、安楽死について・・・殺処分頭数が減ったら安楽死へ移行する考えはありますか?
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二酸化炭素ガスによる処分は、もがき苦しんでいるように見えますが、その前にまず意識がなくなっているものと思われますので、
皆さんが考えるような苦しみはないのではと考えます。
とはいえ、自分が二酸化炭素ガスで死んだ事がないので確かな事が言えないのも現実です。
また新たな設備費用のことや、安楽死の方法によっては処置する人の精神的苦痛、安全面、岡山市・倉敷市からガス処分で委託されている兼ね合いもあり、すぐに他の方法に移行するのは難しいと思います。
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Q12、定時定点回収について、
昨年12月に募集されていた岡山県動物愛護推進計画についてのパブリックコメントで、
「平成26年度から引取り箇所を半減させており、今後は廃止する予定です。
なお、引取り拒否事由の厳格運用により、平成25年9月以降、定時定点引取りの実績はありません。」 と回答がありました(2月)。これに関連して、
・昨年度までの定点箇所のリストと、今年度から半減した箇所のリストを教えてください。
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<わんぱーくより>
定点箇所というのは、岡山県下9ヵ所にある保健所の事です。今まではセンターからその9ヵ所に管理業者が赴いて、回収していました。具体的な廃止箇所と残存箇所については、当日職員さんから詳細リストをお聞きしましたが、廃止の方向にあるため一般公開はいたしません。お知りになりたい方は当会広報部までお問い合わせください。wan89.pr@gmail.com
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・5月の現時点での定点引取り実績を教えてください。ゼロでない場合、引取り拒否の厳格運用をどのように実現されたか教えてください。
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ゼロです。
ちなみに引取り拒否の厳格運用についてですが、今までも、事前に飼い主から電話をもらい聞き取り調査し、仕方のない時のみセンターから各保健所に迎えに行くという手法でした。(飼い主が各保健所に連れ込んだ犬猫をセンターが迎えに行く)
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・完全廃止は何年度からの予定か教えてください。
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来年度から完全廃止します。
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・定点回収が必要という県民の声があれば、実例を教えてください。
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特にありません。
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Q13、愛護センターの保護猫の収容環境(保護棟)について
・どういったステージの猫(保護直後、または処分決定など)が収容されるのか教えてください。
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負傷猫はまず管理棟の処置室に、処置が必要のない猫で告示期間中の子は保護棟に収容されます。
保護棟には処分決定した猫も入っています。
ただ最近では収容数そのものが減っているので、処置が必要でない猫でも処置室に入ることが多いです。
入ったばかりの子猫など処置室におくべき子でも、休日で管理者がいない場合などは臨時措置として一時的に保護棟に置く事もあります。
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・収容されるケージの構造について、特に排泄環境について教えてください。
・ケージの大きさが十分であるかについての考えをお聞かせください。
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これまでは猫のケージが小さすぎトイレも置いていませんでしたが、今は大きいケージを導入しています。
中にトイレも置いています。
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Q14、ボランティア譲渡の犬猫に関して、今後、センター内で避妊去勢手術をした後に
譲渡していただける可能性はありますでしょうか?
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避妊去勢手術は、原則として飼い主責任であると考えます。
またボランティア譲渡は数が多いので、予算や人手の関係で難しいです。
一般譲渡対象犬の場合、飼育管理上、手術をしてから譲渡することもあります。
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Q15、引取り拒否時の県民の反応、苦労話、エピソードなどありましたらお聞かせください。
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特にありません。困難でも伝えるべきことは伝えます。
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Q16、負傷した犬猫が収容された場合は、治療はされているのでしょうか?
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延命及び苦痛の軽減のため、応急処置をしています。場合によっては安楽死もあります。
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Q17、広報(TVのCMやラジオ、公共機関での展示物等)に力を入れ、動物を飼う人への指導や、譲渡会等催し事の告知をしていけば、殺処分数の減少になるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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チラシ、ポスターをはじめ、HP、ラジオ(RSK、FM岡山)、TV(RSK)、新聞等のマスメディア、メール(県政広報資料)、県広報誌など、かなり出しているがなかなか県民の目に止まらないようです。
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Q18、譲渡棟を増やし、譲渡できる犬猫数を増やせませんか?
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管理費用や人手的な問題で、難しいと思われます。
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Q19、譲渡対象になった仔でも、長期間貰い手が見つからない場合は、殺処分になる・・と耳にした事がありますが、本当でしょうか?
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パルボなどの感染症や、噛むなどで、処分になったこともあります。
ボランティアに依頼(譲渡)することもあります。
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Q20、今まで市民、県民から出た要望は数知れずあると思いますが、実際に実行した案を教えて下さい。
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団体譲渡(ボランティアに譲渡)をするようになりました。
大きい猫ケージを導入しました。
収容犬の散歩をするようになりました。
防寒対策として収容犬の床にマットを敷くようになりました。
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Q21、殺処分方法(麻酔薬を注射する方法等に変更出来ないか?)や、処分風景のビテオ上映・・の案に進展はあるのかでしょうか?
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処分方法についての見解は質問11と同じです。
処分風景のビデオ上映などのご提案は、引取り数が激減しているので必要なくなったと考えます。
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Q22、愛護センターから出てきた仔を何頭も見ていますが、全頭激ヤセしています。食事の量が全く足りてないと思いますが、今まで指摘された事はありませんか?
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質問7の回答と同じです。
質疑応答会が終了した時点でかなり遅い時間となっていましたが、譲渡対象動物を飼養する飼育棟の見学もさせていただきました。
今は譲渡犬猫が少なく、犬が4~5頭、子猫が5匹いました。
犬はトレーニングもされていて、職員さんと犬との微笑ましい姿に場の雰囲気も明るくなっていました。
奥には観察室という部屋があり、保護棟から飼育棟に移ってきたばかりの犬が1頭いました。
* * *
以上で、今回の愛護センター見学の工程が全て終了となりました。
予定時刻より大幅に後ろ倒しになってしまいましたが、センター職員さんは休日出勤にも関わらず最後までつきあってくださり、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。本当にありがとうございました。
この見学を通して、私達の活動の意味を再確認することができました。
今後も1匹でも多くの命を救い、また不幸な命がなくなるよう、私達が見てきたもの、感じた事を多くの人に伝えていきたいと思います。
わんぱーく広報部
①
今回、参加することにより、個人個人の認知度が、まだまだ低い事を改めて実感しました。私自身も行政の保護施設ががんばれば何とかなると思っていた自分が、とてもはずかしい思いになりました。1人1人が犬や猫を一緒に暮らして飼うことへの責任の意識が高くならなければ根本の解決にはならないのですね。施設の設備は、やはり少し機械的で温かみを感じることが出来ませんでしたが、センターの方々の必死で努力されている事、年々数が減り、改善されている事に感謝です。出来る限り、たくさんの方々に知っていただいて、1人1人の意識が高まっていければと思いました。
②
捕獲された場所が、井原や美星、玉野等、岡山市より遠いところが多かった。施設や設備は大きく新しかった。処置室もきれいで、手術室のパソコンや器具にはビニールがかけられたままで、あまり使われていない様子だった。獣医の先生や、職員の方々の空しさ、人員の不安定さに共感した。行政に対しての意識より、私達の意識を変えることが先だと思った。
<わんぱーくより>
負傷動物が収容された際には応急処置や、譲渡対象の犬猫の検査・ワクチン・手術等、必要に応じてされています。一般譲渡の場合、避妊・去勢手術をしてから譲渡することもありますが、原則としては飼い主責任と考えます。精密機器等なので使用後はきれいにし、ビニールをかけています。・・・とのことでした。
③
事前に動いている殺処分の映像をインターネットで見たので実際の処分機を見て、とても心に重い空気を感じました。でも、もがき苦しんでいる様子は、すでに意識はないだろういう事を聞いて、少し気持ちが救われたように感じました。そして保護されている犬達も7日間という日数よりずいぶん長く殺処分を延ばされている事にも救われました。施設内にも獣医さんや研究室があったりと初めての見学で知る事も多くありました。怖がっている犬、しっぽを振ってくる犬、かたまっている犬・・・たくさんいましたが、その犬猫たちを殺処分される前に1頭でも多くシェルターに迎えられるように、私ができる事はシェルターでのお世話なので、気持ちを強く持ち今後も頑張ろうと思いました。本日はありがとうございました。
④
想像していたよりもたくさんの犬が収容されていて驚きました。しっぽを振っている子もいましたが、おびえて、すみで丸くなっている子、ほえる子、首輪がついている子。責任をもって飼っている人が、どれだけいるのだろう・・と、いなくなっても探さない飼い主を腹立たしく思いました。殺処分の現状に興味のない人こそ、この施設を見て、現状を知ってもらいたい。
⑤
昨日は、わんぱーくさんのセンターの施設見学に参加させて頂きありがとうございました。想像より収容されている犬が多く、老犬もいて切なくなりました。高齢になってから突然見放される犬の気持ちを考えるとたまらなく辛いです…。一頭でも多く譲渡に出るよう祈っています。身勝手な人間を作らないように、特に次の世代を担う子供達への愛護教育が必要だと思いました。例えば学校の社会見学でセンターに来る機会が出来れば良いですね。これからも自分にできる範囲で活動していきます。一つ一つ丁寧に説明してくださった職員さん本当にありがとうございました。
⑥
スペースがないほどの収容数、その受け皿を見つけていくには、やはり皆さんにもっとこの現状を告知していかないと何も進まないと思います。メディア告知は色々されていると言われていましたが、目についていないことも認められていました。もっと目につくメディアを通じて情報を流していく必要があります。それによりセンターが攻撃対象となることを職員は恐れていますが、処分を全面的に打ち出すのではなく、協力者募集として飼い主やボランティアを募る方向でいけば、もっと多くの方の手を借りて救える命も増えると思います。行政も助けたいけれど、どうして良いのかわからないのですから、色々な案を出して協力しあって取り組むことが肝心です。処分方法については、二酸化炭素の麻酔効果は速効性があるとは思えないので決して眠るような死に方ではないと思います。処分ゼロには程遠いので、せめて本当に眠るように安楽死をさせるよう努めるべきです。散歩もしてくださっているようですが3日に1回とか。あの狭いスペースで日々過ごすのはかなりのストレスなのでは…もう少し散歩の回数を増やしてやってほしい。でもそうしていても結局引き取り手がなければ処分という虚しい現実。マイクロチップの感知器もあるものの、センターオープン以来、ヒットしたのは4件だけ。マイクロチップの普及も必要ですね。問題点は山積みですが、一つひとつ解決していくしかありません。とにかくこの現状を多くの方が直視し、考えてもらえる機会を増やしていくことが必要だと思います。
⑦
先日は普段は見ることが出来ない為、とても貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございましたm(__)mセンターを見学してまさかあんなに沢山の犬達が収容されているとは思ってなくてとても驚きまた覚悟していたことですがとてもショックでした。あの犬達のようなコが少しでも減るように、また、あの犬達を救う為に私に出来ることはセンターで私が見た現実を自分の周りに発信して、これから犬や猫を飼うつもりの人がいたら愛護センターにいる犬や猫達のことを伝えることと自分の周りの犬猫達を飼っている飼い主の人達に終生愛情を持って飼ってほしい。決して捨てないで下さいと言うことを伝えることだと思いました。
⑧ センター見学は2回目ですが、2年前より改善されている点がいくつか見られ、また小林所長をはじめ、職員さん方の真摯な姿勢を見ることができ良かったと思います。
前回ほどピリピリした感じを受けなかったのは私が2回目で慣れたからではなく、収容犬が、期限を過ぎても命をつなぐ道を探ってもらっているからだと思います。しかし、話には聞いていましたが、保護棟内は収容犬がいっぱいで現実、処分を免れない犬もまだまだ多く出ることは容易に想像できます。定員オーバーな状態は、わんぱーくのシェルターとダブって見えました。多数の犬の毎日の世話がどれだけ大変かを思うと、またその中で回数は少なくても散歩もしていることなど、とてもありがたく思いました。また所長のお話の中の欧米諸国の愛護事情の説明は初めて聞く話が多く、比較する基盤から違うことを知り衝撃でした。それでもいろいろな方面で欧米諸国は動物愛護先進国であると思います。このような話ももっと広く周知された上で、動物にやさしい環境が整っていくことを望みます。
そして所長のお話の中でもっとも共感出来たのは、行政が頑張れば問題が解決されるわけではない、という部分です。動物が好きだったはずの飼い主の知識・意識の低さ、また命を扱うのに無責任に繁殖、販売する業者・・底辺からの底上げが絶対必要です!今回の見学は、ボランティアにも新たに問題意識を持ってもらう機会になったと思います。このような機会を出来ればレベル別(愛護ボランティア・飼い主・業者・一般・子供)に多数もうけて、啓発していけたらいいと思いました。
⑨
所長のお話やほぼ満杯となっている収容状況をみて、殺処分となる犬猫の命を救うことはもちろんですが、殺処分を希望した元の飼い主達の背景ももっと知らなければいけないな、と思いました。殺処分の持ち込みをしてきた方の中には、新しい飼い主を探す方法がわからない、頼れる人がいない、などの問題もあるような気がします。それから質問にも挙げましたが、犬の鑑札着用率が低すぎると思います。回答ではあまりそのことに対する対策が言われていなかったため、今のところは地道に周りの方に伝えていくしか出来ないのかな、と思いました。
⑩
敷地も施設も思ったより広く開放的で好感を覚えました。法整備のため自分にできる事をやっていきたいと思います。犬猫のイラストの入ったパンフレット・・・経費節約でカラーでなく白黒で、そのかわり部数を増やして、町内会の回覧で回すことが出来ないでしょうか。パンフの中に殺処分の現状を付け加え、親子一緒にパンフを見ながら「本当に可哀そうだね」といった会話の中で命の大切さを子供に学ばせる機会になればと思いました。
⑪ "保護棟"の名と、そこで行われる事の実際とのギャップに、始終、強烈な違和感・欺瞞、犬猫へ申し訳なさを感じながらの辛い見学でした。犬は 人間の最良の友と言われ、長く人に寄り添って生活してきた従順な動物なのに、というか、だからと言うべきなのか、飼い主に裏切られた不運な子は、別の新たな飼い主が見つからない限り
生きていくことは難しい。本当に理不尽なことですが、結局すべては人間しだい。所長さんも話されていたように、この問題解決は、人間の責任感と愛護・思い遣りの気持ち、これに尽きると思います。ずーっと訴えられてきたことです。が、実際はまだまだ不幸な子があとを絶ちません。であるからには、動物を飼育する人には、講習を受けた上での免許制にするとか、迷子にさせないためにマイクロチップを義務化する…等の具体的な仕組みづくりも必要ではないかと思ってしまいます。今、我々にできることとしては、無念にも人知れず生を絶たれているセンターの子逹のような存在を広く知って貰い、関心を向けてもらい、里親につながるように、その実状をもっともっと伝えていかなければと強く感じました。
⑫
まず所長さんの犬に対する対応が実際にお会いする前に想像していた感じとは違い安心しました。ここ数年の内でかなり改善された点が多い事を知りセンター側の対応に感謝すると同時に、わんぱーくの犬猫に対する真摯な想いと努力なしでは成しえない事だったのではないかとも思いました。所長さんのお話の中で動物先進国と言われているドイツやイギリスでの実情に驚いたと同時に日本の動物達に対する対応もまだまだ改善の余地がある事を確信しました。センター内の設備は整っているがあまり使用されているような気がしなかった。センターの敷地の広さや豪華さは少しもったいない気がした。今ある敷地の一部分でもいいので保護棟を増やす事はできないのか。保護棟の糞尿などの清掃は1日何回するのか。見学の際にほとんどの犬が糞尿をしたままの状態で時間がきたからと私達を呼びにこられシャッターが閉められていたのが気になった。これからの季節鼻がいい犬には特に辛いのではないか。所長さんに聞かれている方もおられましたが、動物達のお世話にあと二人は増やして頂きたい。現状を変えていくには法改正と啓発活動は必要だが、国民の意識が少しずつでも変わっていけばおのずと法改正もついてくるものなのではと思う。今自分ができる事、啓発活動はもちろん不幸な動物達の現状を変えていく事のできる言動、行動をしていきたいと思います。
<わんぱーくより>
保護棟内の清掃について後日確認しました。見学当日は見学時間等を配慮し、通常、給餌→清掃のところを清掃→給餌の順番にした為、見学時に糞尿が多く見られたのでは、とのことでした。・・大勢の見学者に驚いたり、興奮したことも要因かもしれません・・また見学が日曜日だった為、保護棟内の作業にあたる委託業者の方が1人だったが、平日はもっと人数がいるとのことでした。
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施設の見学をさせていただき、センターに入ってくる犬や猫の数を減らすことが一番・・・とおっしゃっていた所長のお話を伺って、本当にそのとおりだと思いました。そのためには、動物に関わる全ての人をライセンス制にして、ある程度厳しく規制をかけるということが必要なのではないかと思います。センター職員の方が殺処分されるかも知れない・・・と認識しつつも最後まで愛情を持って動物に接していらっしゃる・・・ということを知ることが出来てよかったです。
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見学は管理棟から案内していただきました。診察・処置室の前で所長は「個人的な意見になるかもしれませんが」・・・と前置きされながら、安楽死について、本来飼い主の見守る・あるいは腕の中で眠ることが安楽死であり、嫌がる動物を無理やり押さえて注射する・・・ということが安楽死と言えるかどうか疑問だ・・・とおっしゃっていました。私は今まで注射による殺処分の方が二酸化炭素よりはマシだと思っていたので、そのことを伺い、「嫌がる動物・・・」ということが何を意味するのかピンときませんでした。その後保護棟の見学に移りましたが、そこで初めて「嫌がる動物」の意味が分かりました。センターに連れて来られて怖いからなのか、人間不信、あるいは人間そのものに怒っている、敵意があるかは不明でしたが、歯をむき出しにして吠える一頭の犬の姿がありました。「こういう子は引き取り候補にもなれず、その日が来れば殺処分されるんだ」と分かった時、最後の最後に怖い存在である人間に、どこかわからない所に連れて行かれ、手足を押さえられて恐怖のなかで命を終わることが安楽死といえるのか。だからといって、その日が来たらドアが迫って来て、後ろの壁が開き、何だか分からない内に他の犬と一緒に箱に入れられて、もがき苦しみ息絶える・・・これが現時点での最善の策なのか。・・・もう分からなくなってきました。所長が、入ってくる犬や猫の数を減らすことが一番だと思う。とおっしゃっていたことに対して「確かにそうだ」と思いました。きっと殺処分は無くならない。行政が「殺処分ゼロ」と掲げてしまえば、そのしわ寄せは必ずどこかに現れると思います。こういう活動を続けた結果、殺処分がゼロになりました。という世界を目指して、犬・猫問わず、動物を飼育する事は、ある程度の覚悟ときちんとした届け出、マイクロチップの義務化・そして避妊・去勢を進め、もしも出来ない場合は、納得できる理由が必要・・などのしくみを作り、法整備等も必要なのではないか、遺棄や迷い動物が出ないようにすることが一番の近道ではないかと思いました。保護して譲渡して、引き出して譲渡して・・・では終わりは見えない。かといって所長が言われていたように、何でも譲渡すればいい・・・という訳ではありません。沢山の課題や、考えることが見つかって、勇気を出して見学してよかったと思いました。私達は救えない命の方が多いから、その救えなかった子の分も込み・・・という意味を込め、センターから依頼があった子に関しては、出きるだけ引き取って欲しいと改めて強く思いました。
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施設から一匹でも多く犬猫を引き取り助けてやりたい。でも自分達が助けられるにも頭数に制限があり、受け入れる場所が一番に問題になります。受け入れても、ただ生きていればよいと言う様な引き取りはしたくない。少し余裕を持った引き取りをしなければならない。犬猫達との触れ合い、コミュニケーションが取れる引取り方をしたい。里親さんに出すにしても楽になると思う。触れ合い、コミュニケーションを取るにしたがって、しつけもある程度出来る。まずは自分達が扱える(世話)の出来る頭数にする。犬猫を飼うならば最後までしっかり面倒を責任持って飼ってもらいたい。途中で飼育放棄するのならば最初から飼う資格はない。人間の身勝手な考えで犬猫の住む所がないようにしている。飼育指導を厳しくして行かなければならない。安楽死をするに当たって、もう少し安楽化出来ないのでしょうか。
現在、人間が生きていく以上、
どうしても多くの命を犠牲にしなければなりません。
毎日の食事としていただいている牛、豚、鶏、魚、米、野菜や使役動物、
実験動物、駆除される害獣、害虫等々・・・
自分だけ命を犠牲にしない良い人になるのは不可能です。
私は犬・猫が好きですが、自分が好きな犬・猫だけを特別扱いをする理由が
自分の頭のなかで整理できません。
こういった現実を謙虚に自分のこととして受け止めることから
始まるのではないでしょうか。
受け止めた上で自分は何をすべきか?
社会をどう変えていくべきか?
愛玩動物においての「飼ってあげる」「助けてあげる」もある意味
人間のエゴ・自己満足ではないかと思うこともあります。
現時点では、私は「謙虚な姿勢と感謝の気持ち」が重要ではないか
と心がけています。
動物愛護センター 所長 小林
色々と厳しい現状ですが、私達は精一杯頑張っていきますので、
多角度からのご協力よろしくお願いいたします。
わんぱーく代表 茶本
この現状を変えていくために、
まだまだボランティアさんが足りていません。
あなたにできる事が必ずあります。どうか私達にお力をお貸し下さい。
命を繋いだ子たちが、新しい飼い主さんのお迎えを待っています。
ペットショップに行く前に、シェルターの犬猫に目を向けてあげて下さい。
愛護センター見学記を最後まで読んでくださった皆様へ
ぜひご感想をお寄せください。
→ご感想はわんぱーく広報部まで
※ご感想には返信いたしませんが、活動の参考にさせていただきます。