「晴れの国 おかやま」らしく晴天に恵まれた11/8(土)、おかやまESD国際会議のサイドイベント「未来へつなごう!おかやまESDふれあい広場」に参加しました。
まず岡山駅東口広場に1ブース設け、ミニパネル展と子供向け啓発劇・ダンス、そして体験学習としてメッセージカードを書いて貼ってもらう「育てよう!愛護の木」を展開。
さらにコンベンションセンターで、茶本代表による講演会を開催しました。
特に啓発劇&ダンスは構想・脚本・衣装・練習・・・と短い準備期間内で打ち合わせを重ねてきました。
子供たちに関心を持ってもらう為「ようかい体操第一」を踊ろうという発案が最初で、みるみる構想が広がり、寸劇「ジバニャン編」「コマさん編」が出来上がりました。
ジバニャンは交通事故で死んだ飼い猫の地縛霊。飼い主が室内飼いをしていてくれたら事故に遭わなくて済んだのですね。猫の死因のトップは交通事故によるものなのです。
またコマさんは田舎の神社の狛犬で、神社がなくなり(経営難?)居場所がなくなり都会に出てきて迷子になってしまいました。
犬は飼い主の身勝手な理由での遺棄・行政への持ち込み、また不注意による逃走で路頭に迷い野犬として病気や怪我などで衰弱し命を落とすか、捕獲収容され・・そして殺処分されてしまうのです。
そう、キーワードは飼い主=人間
未来に負の遺産(殺処分)を残さない為の活動の進行と共に、未来を担う子供たちへの啓発メッセージを送る活動にも力を入れたいと思います。
「命」は1人に、一匹にそれぞれひとつしかないのです。
「命は大事」「命を大切に」・・・
これは人間だけに限られたものではないのではないでしょうか?
今年は学校訪問など若い世代へのメッセージの発信もしていきたいと考えています。
今回のイベントでの劇・ダンスでは若さあふれる、わんぱーく娘2人が素晴らしいパフォーマンスをみせてくれ、また2人のダンスチーム仲間の子供たちも応援にかけつけてくれ一緒に踊って盛り上げてくれました。ありがとうございました!そして、なんとわんぱーく茶本代表自ら愛護団体代表役で劇出演、ダンスまで披露しました。
せっかくここまで完成したパフォーマンスなので、また機会があれば披露したいと思います。お楽しみに!
ESDとは、Education (教育) for Sustainable (持続可能な) Development (開発) の略で、
いま目の前にある資源を好き放題つかったり、無駄に大量消費している社会のしくみを変えて、未来に生きる子供たちや生き物のために良い地球を残そう、という世界的な取り組みのことです。
このプロジェクトに岡山市は10年前から取り組んでいて、今年は世界中のお客様を迎えて岡山で国際会議が開かれました。
わんぱーくも今年度、ESD重点取組団体に名乗りをあげたところ、
動物保護とESDの価値観に親和性があるということで認定していただきました。
犬や猫などの身近なペット、命あるものまでが大量消費されているこの社会はとてもおかしい社会です。
殺処分をなくして小さな命の重さを見直そうと保護譲渡・啓発を続けるわんぱーくの活動は、緊急性が高く、ESDプロジェクトの中でも、最も重要な活動のひとつだと思っています。