7月5日(日)、岡山県動物愛護センター見学に行ってきました。
一般の方2組6名、わんぱーくボランティア16名、合わせて22名の参加でした。
見学内容は昨年とほぼ同じなので、「見学記2014」をご参照ください。
昨年と違っていたことを少し書かせていただきます。(見学は2班に分かれてしたので他班は昨年も一緒だったかもしれません)
まず、ふれあい飼育棟ですが、ここは一般譲渡対象の犬猫が飼育されている所で、以前は子犬がほとんどだったのですが、今回、譲渡されにくいと敬遠されがちな大きめの中型犬~大型犬の姿もたくさんありました。
保護棟内では案内経路が昨年と違い、個別犬舎を奥に進み、そのまま追い込み通路に案内されました。
目の前に口を大きく開ける1.5M四方のステンレスの箱「処分機」・・・そして反対奥に遠く見える追い込み機に足がすくみました。
ねこ室は昨年まであった昔ながらの狭いケージは撤去され、充分な空間のあるケージが設置されていました。講習室に戻り、DVD「ハルの日」を鑑賞後、昨年見学時に収容されていた犬の現在を何頭か写真で紹介し、収容時との表情の違いをみていただきました。
最後に所長が愛犬しろちゃんでしつけのデモンストレーションを見せてくれました。
見学者の方からは、
・ボランティア活動の意義を再確認できた。
・今日の見学をこれからの活動の取り組みに活かして生きたい。
・一般の見学者の少なさに驚いた。
・自分が出来る事を改めて考えたい。
等の感想が聞かれました。
まず岡山県内の犬猫の最終処分場である岡山県動物愛護センターの存在を知ってもらい、捨てられたり迷ったりして収容され、行き場のない犬猫が安楽死ではなく狭いガス室で二酸化炭素により窒息死されていることを多くの人に知ってもらいたい。
そしてなぜそのような事になるのか考えて欲しい。
そこから自分に出来る事を考え行動して欲しい・・これは私達人間の問題です。
センター見学ももっともっとたくさんの一般の方が問題意識を持って参加されることを願っています・・・
当日、RSKテレビと山陽新聞の取材が入りました。
9月16日(水)PM8:56~9:54
RSK地域スペシャル
「メッセージ」
動物愛護をテーマに、他県のボランティア団体の活動も含め、わんぱーくもその一部として取り上げられる予定です。
たくさんの方に犬猫のおかれている現状を知ってもらい、愛護活動に理解を深めていただく絶好の機会ですので、ぜひお知り合いの方にもお声がけいただき、見ていただけたらと思います。