9月29日、30日で予定していた第4回パネル展。
台風の影響で29日1日限りの開催となりましたが、雨の中お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
今年のテーマは「終生飼養」。
メインのコーナーは、犬猫を家族として大事に大事に想っている方々から応募いただいた写真とコメント!
思わず笑顔になってしまう楽しい写真
亡くなった仔に対する想いには胸が締めつけられます
どの写真からもあふれんばかりの愛情が感じられました。
ここに応募してくださったような人たちばかりだったら「終生飼養」なんて言葉は必要ないはずです。
でも、途中で一緒に暮らすことを放棄してしまう人がいることが現実。
信じられないことだけれど、許せないことだけれど、それが現実。
犬猫は「命」。
当たり前ですが ごはんも必要 排泄もします 病気にもなります 寝たきりになるかもしれません・・・
だから お金がかかります お世話は毎日です
安易に「かわいい」だけで飼い始めるのはやめてほしい。飼う前にはよく考えてほしいということも今回のパネル展でお伝えしたかったことです。
わんぱーくは、一歩間違えば殺処分になっていたかもしれない犬猫の里親さんを探す活動をしていますが、単に引き取ってくれる人を探すのではなく、最期まで責任を持って飼うことが出来る人にお渡しすることが使命だと思って活動をしています。
里親さんが見つからなかったらどうなるの?やっぱり殺処分になってしまうの?と質問されました。
「里親さんがみつかるまで手放すことはありません。」と答えました。つまり、ずっと見つからなかったら、ずっとわんぱーくでお世話をするということです。したがって、わんぱーくで亡くなってしまう犬猫もいます。お花でいっぱいにした手造りの棺を用意し、葬儀社でお骨にして集合の慰霊塔に納骨します。
わんぱーくの終生飼養です。
作品を応募してくださったご家族が、わんこを連れて遊びに来てくれました!!
いつものことながら、わんぱーくの卒業生わんこも遊びに来てくれました。
人が大好きな仔もあいかわらずビビりな仔もいますが、どの里親さんも幸せそうに日常の愛犬の様子を伝えてくださいます。それぞれのご家庭で、もういなくてはならない存在になっています。そんな里親さんに命をつなげられたこと、微力ながらわんぱーくの活動に参画していることを誇りに思う瞬間です。
台風が近づいているという中での開催でしたが、200名近い方々にお越しいただきました。
殺処分や悪質ブリーダーを伝えるパネルの前では暗い表情になり、犬猫を飼うための知識を伝えるパネルの前では厳しい表情に。そして幸せな仔たちの写真パネルの前では優しい表情になっている来場者の方々の変化が印象的でした。
会場をお貸しくださった農マル園芸様には、事前のチラシ設置もご協力いただきました。他にも事前にチラシを置いてくださった動物病院や店舗はたくさんあります。ありがとうございました。
岡山県動物愛護財団様には、いつもわんぱーくの活動にご支援いただき、今回はパネルもお貸しいただきありがとうございました。
また、募金箱を設置させていただき、24,068円頂きました。皆様からの温かいお気持ちを大切に使わせてもらいます。
引き続き、わんぱーくの活動にご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
最後に、準備と当日の運営を担当したボランティアの皆さん!お疲れ様でした!!
差し入れを持ってきてくださった方々、ありがとうございました!!
※パネル展では、すべての応募作品を展示しておりましたが、こちらの報告では一部を使わせていただきました。ご了承ください。
記 三島 久美子